- FXの取引コストを抑えたい
- スプレッドが狭いFX会社で取引したい
- どんな時にFX取引で手数料がかかるのか知りたい
取引コストを抑えてFXでトレードしたいものの、手数料が安いFX会社がどこなのかわからず困っている方もいるだろう。
実際、FX会社は数多く存在するため、各社のスプレッドを通貨ペアごとに一つひとつ比較するのは手間がかかる。
また、スプレッドなどのFX取引に関する手数料は、そもそもどのような状況で発生するのだろうか。
本記事ではFXで発生する手数料についてわかりやすく解説し、FXで手数料を抑える方法に加えて主要FX会社のスプレッドを徹底比較する。
この記事を読めば取引コストを抑えられるおすすめのFX会社がわかり、初心者でも自分にあった口座で効率的にトレードできるようになるので、ぜひ参考にしてほしい。
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FXの手数料とスプレッドとは?
FXの手数料とスプレッドについて混同してしまい、それぞれの違いが明確に理解できていない方も多いだろう。
FXの取引で意識したいコスト(または受け取り/支払い)が生じる要素には、主に次の3つがある。
- 取引手数料
- スプレッド
- スワップポイント
よって、スプレッドは売値と買値の差として取引コストにあたり、取引手数料とは別に整理して考えることが大切だ。
本章では、これら3種類について違いを明確にした上で詳細に解説する。
これらの内容を知ることで、FXの手数料に関する全体像を把握可能だ。
FXの手数料3種類について、以下で順番に見ていこう。
取引手数料
FXにおける取引手数料は、通貨ペアの売買で発生する手数料のことだ。
ただし、国内の店頭FXでは取引手数料を無料としている会社も多い。取引前に、各社の手数料体系を確認しておこう。
取引手数料を無料としている背景としては、次のような点が挙げられる。
- FX会社はスプレッドにより収益を確保
- FX会社間の顧客獲得競争
- ユーザーと良好な関係構築
取引手数料を無料に設定しているFX業者は、売買時に買値と売値の価格差で発生するスプレッドを実質的な手数料として収益を確保している。
取引手数料を無料としていても、スプレッド等で収益を得る仕組みがある。
ただし、ユーザーであるトレーダーは、実質的にスプレッドとして手数料を支払っていることを把握しておかなければならない。
また、取引手数料を無料にすることで、FX会社間での顧客獲得競争も行われている。
取引手数料を無料にした方がコストを削減できてユーザーが集まりやすいため、FX会社が互いに無料に設定する場合が多くなった。
そのほか、FX会社がユーザーと長期的に良好な関係を構築したいというのも、理由の一つとして挙げられる。
取引手数料を無料にするなどユーザーにとって良心的な内容にした方が、長期で利用する人が増えてFX会社は収益を伸ばせる。
このように、取引手数料の有無だけでなく、スプレッドなど総合的な取引コストを踏まえて口座を選びたい。
では、トレーダーにとっても利益を左右する要因となるスプレッドとは何なのか、以下で詳細に解説する。
スプレッド
スプレッドは通貨ペアごとに設定されている為替レートの買値と売値との差のことで、取引手数料と比較すると以下のような違いがある。
| 違い | スプレッド | 取引手数料 |
|---|---|---|
| 発生タイミング | 売買レート(買値・売値)に含まれる | 取引ごとに別途かかる場合がある |
| 表示の仕方 | 売買価格に反映されている | 金額(または料率)が別途明示される場合がある |
| 変動性 | 取引の流動性などにより変動 | 固定料金(または料率)として定められる場合がある |
よって、スプレッドはFX取引における実質的な手数料に該当すると認識しておこう。
スプレッドの単位は?
日本円を含む通貨ペアでは「銭」、日本円を含まない通貨ペアでは「pips(ピップス)」で表すことが多い。
「銭」は米ドル/円などの日本円を含んだ通貨ペアの単位で用いられ、1銭=0.01円で換算可能だ。
pips(ピップス)は、為替レートの最小変動幅を表す単位として用いられる。1pipsがいくらに相当するかは通貨ペアによって異なる。
例えば、あるFX会社で米ドル/円の買値が150.000で売値が149.998円の場合、スプレッドは0.2銭(0.002円)だ。
なお、スプレッドは一定の時間帯は「原則固定(例外あり)」として提示している会社も多いが、以下のような要因で変動する場合があるため、注意してほしい。
- 取引の流動性が低下した場合
- 為替市場が急激に変動した場合
- 重要な経済指標が公表された場合
取引の流動性が低下すると、スプレッドは拡大する傾向がある。
なぜなら、取引の流動性が低いのは市場への参加者が少ないことを意味し、参加者が少ないことにより相場が不安定で急変しやすくなるからだ。
例えば、日本時間の早朝における時間帯は、流動性が低下してスプレッドが拡大するケースが多い。
また、政治や経済などのニュースにより為替市場が急激に変動した場合や、FOMCの政策金利といった重要な経済指標が公表された場合も変動要因となる。
スプレッドは非常に小さい金額に感じられるかもしれないが、取引回数や取引数量が大きいほど差は積み上がりやすい。
これらの全体像を正確に理解し、FX会社の選定やトレードに役立てよう。
スワップポイント
スワップポイントは通貨ペアの売買により生じる通貨間の金利差のことで、スプレッドと比較すると以下のような違いがある。
| 違い | スワップポイント | スプレッド |
|---|---|---|
| 内容 | 通貨間の金利差 | 為替レートの買値と売値との価格差 |
| 発生タイミング | ポジション保有中に営業日ごとに付与(支払い)される | 取引時に即時発生 |
| 取引コストの性質 | 金利差によりプラス(利益)にもマイナス(コスト)にもなる | 常にマイナスのコストとして発生 |
高金利の通貨を買って低金利の通貨を売った場合、その差額をスワップポイントとして受け取れる(または受け取りやすい)のが特徴だ。
一方、高金利の通貨を売って低金利の通貨を買った場合は、金利差分を支払うことになる。
また、ポジション保有中はスワップポイントを受け取り(支払い)続けるということにも、留意してほしい。
スワップポイントはポジショントレードなどの長期投資で重要となるため、内容についてぜひ押さえておこう。
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FXの手数料を抑えたいなら
取引手数料やスプレッドの違いはわかったが、FXの手数料を抑えるには具体的にどうすればいいのかわからず困っている方も多いだろう。
ここでは、以下のFXで手数料を抑えるための対処法5選について解説する。
- スプレッドが狭いFX会社を選ぶ
- 各FX会社のスプレッドの決まり方を確認する
- 各FX会社の約定力をチェックする
- 取引のタイミングを見極める
- ロスカット手数料などが発生しないFX会社を選ぶ
これらの内容を知ることで、FXでトレードをするにあたって何をどのようにすればコストを抑えられるのか明確に理解可能だ。
それぞれの対処法について、以下で順番に見ていこう。
スプレッドが狭いFX会社を選ぶ
FXの手数料を抑えたいなら、前提としてスプレッドが狭いFX会社を選ぶのが基本といえる。
なぜなら、スプレッドはFXのトレードで実質的にかかる避けられないコストだからだ。
例えば、米ドル/円では0.2銭(原則固定・例外あり)を掲げる会社が多い中、SBI FXトレードは注文数量1〜100万通貨の基準値を0.18銭としている。
スプレッドの差が小さく見えても、取引回数や取引数量が増えるほど差は積み上がりやすいため、無視できない。
ただし、本内容だけでFX会社を選ぶと失敗する可能性があるため、FX会社の信頼性や取引ツールの使いやすさなども踏まえた上で総合的に判断しよう。
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各FX会社のスプレッドの決まり方を確認する
FXで手数料を抑えたい場合、各FX会社のスプレッドの決まり方を確認するのが重要といえる。
その理由は、スプレッドは市場環境や時間帯で変動しやすい一方、一定の時間帯は「原則固定(例外あり)」の基準値を掲げる会社もあり、通貨ペアや条件によって見え方が変わるからだ。
多くのFX会社は、カバー先等からの価格を基に提示レートを生成しているため、市場の流動性や急変時には一時的にスプレッドが拡大する場合がある。
そのため、提示スプレッドが「原則固定」かどうかだけでなく、適用時間帯や例外条件を合わせて把握しておくと、取引コストの見積もりがしやすい。
また、原則固定としている会社でも、日本時間で早朝の時間帯などの流動性が低い場合には例外的に広がる可能性がある。
例えば、GMOクリック証券 FXネオにおける米ドル/円のスプレッドは午前9時〜翌日の午前3時で0.2銭だが、本時間帯以外は3.8銭だ。
スプレッドの提示に一貫性があるかを確認したい場合、FX会社が公開している情報を確認することをおすすめする。
また、スプレッドの提示率(広告表示スプレッドの範囲内で提示された時間の割合)など、実績を公表しているFX会社もある。
各FX会社のスプレッドの決まり方を確認し、コストを可能な限り抑えてトレードしよう。
各FX会社の約定力をチェックする
FXの手数料を抑えたい場合、各FX会社の約定力をチェックすることをおすすめする。
なぜなら、約定力の高さは実質的な取引コストに大きく影響するからだ。
スプレッドが仮に狭くても、トレーダーにとっては狙った価格で約定しなければ意味がない。
特に、急激な相場変動時や重要な経済指標の公表時には、約定力の差が顕著に表れる。
約定力を判断する際の基準としては、スリッページに注目するのがおすすめだ。
スリッページとは?
注文時に指定した価格と約定した価格の差をいう。
表面上はスプレッドが狭くても、注文価格と実際の約定価格の差が大きければ実質的なコストは膨らんでしまうため、注意してほしい。
トレイダーズ証券の「みんなのFX」では自社調査による約定率を公表しており、2025年5月1日~2025年5月30日の調査では約定率99.9%としている。
トレーダーがFX会社の約定率を確認するには、デモ口座でのテストが有効だ。
実際の取引を想定した時間帯で注文を出すことで、約定状況を確認できる。
また、実績のあるトレーダーの評価やレビューも参考になるが、取引環境は随時変更される可能性があるため最新の情報を確認するのが重要だ。
取引のタイミングを見極める
FXの手数料を抑えたい場合、取引のタイミングを見極めるのもおすすめといえる。
なぜなら、取引を行う時間帯などにより流動性が異なり、スプレッドも変動するからだ。
例えば、GMOクリック証券 FXネオでは、時間帯により以下のように異なる。
| 取り扱い通貨ペア | スプレッド(銭) | |
|---|---|---|
| 午前9時~翌午前3:00 | 左記以外の時間帯 | |
| 米ドル/円 | 0.2(原則固定) | 3.8(原則固定) |
| ユーロ/円 | 0.4(原則固定) | 5.9(原則固定) |
| ポンド/円 | 0.9(原則固定) | 9.9(原則固定) |
| 豪ドル/円 | 0.5(原則固定) | 5.8(原則固定) |
| トルコリラ/円 | 1.4(原則固定) | 3.9(原則固定) |
| 南アフリカランド/円 | 0.9(原則固定) | 2.0(原則固定) |
時間帯により、提示されているスプレッドの狭さが大きく異なるのが特徴だ。
また、政治や経済などのニュースや重要な経済指標が公表された場合も、スプレッドは変動することがある。
コストを抑えたトレードを行うにあたり、各市場の取引時間や関連情報をウォッチしてタイミングを見極めた取引を行うのが望ましい。
ロスカット手数料などが発生しないFX会社を選ぶ
FXの手数料を抑えたいなら、ロスカット手数料などが発生しないFX会社を選定するのが重要だ。
ロスカットとは?
保有ポジションの損失が一定の水準に達した場合に、自動的にポジションが決済されることをいう。強制的な損切りをイメージすると良い。
ロスカット条件(証拠金維持率など)や、ロスカットに関連するコストの扱いは、各社の取引ルールで事前に確認しておきたい。
特に、レバレッジを高く設定している場合や複数のポジションを保有している場合、ロスカットが発生しやすくなるため注意が必要だ。
よって、FX会社の選定では、ロスカット条件に加えて関連するコストの扱いを確認することをおすすめする。
取引ルールは随時変更される可能性があるため、利用前に条件を確認しておこう。
ロスカット条件や関連コストの扱いを確認したうえで、納得できる取引環境のFX会社を選定し、コストを抑えたトレードを実現しよう。
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主要FX会社のスプレッド比較
国内の主要FX会社における主な通貨ペアのスプレッドは、以下のとおりだ。
| 主要FX会社 | スプレッド(銭) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | トルコリラ/円 | 南アフリカランド/円 | |
| GMOクリック証券 FXネオ | 0.2 (原則固定) | 0.4 (原則固定) | 0.9 (原則固定) | 0.5 (原則固定) | 1.4 (原則固定) | 0.9 (原則固定) |
| GMO外貨 | 0.2 | 0.4 | 0.9 | 0.5 | 1.5 | 1.3 |
| DMM FX | 0.2 | 0.4 | 0.9 | 0.5 | 1.4 | 1.0 |
| MATSUI FX (縮小スプレッドの例) | 0.1 | 0.4 | 0.6 | 0.4 | 1.5 | 0.4 |
| LINE証券 FX | 0.2 | 0.4 | 0.8 | 0.5 | - | 0.9 |
| SBI FXトレード | 0.18 | 0.38 | 0.88 | 0.48 | 1.58 | 0.78 |
| LIGHT FX (LIGHTペア) | 0.18 | 0.38 | 0.88 | 0.48 | ー | ー |
| 外為どっとコム | 0.2 | 0.4※ | 0.9※ | 0.5※ | 1.4※ | 0.3※ |
| インヴァスト証券「トライオートFX」 | 0.2 | 0.4 | 0.9 | 0.5 | 1.5 | 1.2 |
- 2026年3月1日時点
SBI FXトレードは注文数量に応じたスプレッドを公表しており、米ドル/円・ユーロ/円などで基準値が比較的狭い。
LIGHT FXは、LIGHTペアでは米ドル/円0.18銭・ユーロ/円0.38銭などを「原則固定(例外あり)」としている。
MATSUI FXは、通貨ペアや注文方法・取引数量により縮小スプレッドが適用される場合がある。
GMOクリック証券 FXネオは、主要通貨ペアに加えてトルコリラ/円などのスプレッドも公表している。
外為どっとコムでは2026年3月2日~2026年3月28日の期間限定で「業界最狭水準スプレッドキャンペーン」を行っており、対象期間中の掲示時間帯ではスプレッドが狭くなる通貨ペアがある。
具体的には、トルコリラ/円と南アフリカランド/円などで狭くなっている。
このように、FX会社によってスプレッドが狭い通貨ペアが異なるのが特徴だ。
自分が取引したい通貨ペアはどれなのか確認し、希望の通貨ペアのスプレッドが狭いFX会社でトレードすることをおすすめする。
※「業界最狭水準スプレッドキャンペーン」(対象期間:2026年3月2日~2026年3月28日)
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スプレッドから求めるFX取引の実質的なコスト
主要なFX会社のスプレッドはわかったものの、FX取引において具体的にどの程度の実質的なコストが発生するのか気になっている方は多いだろう。
本章ではこのような悩みをもつ方向けに、以下の観点からFX取引の実質的なコストについて解説する。
- スプレッドから取引コストを計算する方法
- 取引コストの計算シミュレーション
これらの内容を知っておくことで、FXのトレードで実際にどの程度のコストがかかるのかを把握可能だ。
それぞれの観点の詳細について、以下で順番に見ていこう。
スプレッドから取引コストを計算する方法
スプレッドから取引コストを計算するには、以下のステップで行うと良い。
- スプレッドを確認
- FXトレードでの取引数量を確定
- 計算式に当てはめて取引コストを算出
まずは、トレードを予定している通貨ペアのスプレッドを確認する。
取扱通貨ペアのスプレッドはFX会社が提示しており、買値と売値の差からも計算可能だ。
例えば、米ドル/円の買値が150.000で売値が149.998円の場合、スプレッドは0.2銭となる。
次に、FXトレードでの取引数量を確定させよう。
FXの最小取引単位はFX会社によって異なり、1通貨・1,000通貨・10,000通貨などさまざまだ。
最後に、以下の計算式に当てはめて、スプレッドからFX取引の実質的なコストを算出可能だ。
FXの取引コスト=スプレッド×取引数量
この計算は、往復取引(新規→決済)で発生するスプレッドコストの目安になる。取引回数が増えるほど取引コストは積み上がる。
まずは、FXの取引コストを算出するための流れを押さえておこう。
具体的な計算シミュレーションについては、以下で詳細に解説する。
取引コストの計算シミュレーション
FXにおける取引コストについて、3つの具体的な計算シミュレーションを示した上で解説する。
- 計算条件
- 利用するFX会社
- GMOクリック証券 FXネオ
- 利用するFX会社
- トレード対象の通貨ペア
- 米ドル/円
- 米ドル/円のスプレッド
- 0.2銭
- 想定する取引数量
- 1,000通貨
- 計算式
- 0.2銭×1,000通貨=200銭=2円
- 補足
- 買いと売りのトレードがセットのため、往復分として2円の取引コストがかかる。1日に10往復の取引を仮定すると、1日あたりの取引コストは20円だ。上記の内容でデイトレードを1年間で200日行うと、4,000円の取引コストが発生する。
シミュレーション1は、スプレッドが0.2銭と狭い米ドル/円で1,000通貨の取引を想定するスタンダードなケースだ。
1日に10往復の取引を仮定すると1日あたりの取引コストは20円だが、1年間で200日のトレードを行うと年間4,000円の取引コストが発生する。
- 計算条件
- 利用するFX会社
- MATSUI FX
- トレード対象の通貨ペア
- ポンド/円
- ポンド/円のスプレッド
- 0.6銭
- 想定する取引数量
- 100通貨
- 利用するFX会社
- 計算式
- 0.6銭×100通貨=60銭=0.6円
- 補足
- 買いと売りのトレードがセットのため、往復分として0.6円の取引コストがかかる。1日に10往復の取引を仮定すると、1日あたりの取引コストは6円だ。上記の内容でデイトレードを1年間で200日行うと、1,200円の取引コストが発生する。
シミュレーション2は、スプレッドが0.6銭のポンド/円で100通貨の取引を想定するケースだ。
シミュレーション1と同じ条件で年間の取引コストを計算すると1,200円となり、シミュレーション1の年間4,000円と比較して安くなる。
よって、本ケースでいえばスプレッドの広さより「取引数量が少ない」という要素が効いていると解釈可能だ。
- 計算条件
- 利用するFX会社
- 外為どっとコム
- トレード対象の通貨ペア
- トルコリラ/円
- トルコリラ/円のスプレッド
- 1.4銭
- 想定する取引数量
- 3,000通貨
- 利用するFX会社
- 計算式
- 1.4銭×3,000通貨=4,200銭=42円
- 補足
- 買いと売りのトレードがセットのため、往復分として42円の取引コストがかかる。1日に10往復の取引を仮定すると、1日あたりの取引コストは420円だ。上記の内容でデイトレードを1年間で200日行うと、84,000円の取引コストが発生する。
シミュレーション3は、スプレッドが1.4銭のトルコリラ/円で3,000通貨の取引を想定するケースだ。
シミュレーション1と同じ条件で年間の取引コストを計算すると84,000円となり、シミュレーション1の年間4,000円と比較して高くなる。
このようにスプレッドと取引数量が大きくなると、1年間に数万円以上の取引コストを負担する場合もあり得るため、注意しよう。
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スプレッドで選ぶおすすめのFX会社5選
主要FX会社のスプレッドや実質的なコストの算出方法はわかったものの、具体的にどのFX会社を利用すべきか迷っている方も多いだろう。
本章では、スプレッドで選ぶ以下のおすすめFX会社5選について解説する。
- GMOクリック証券 FXネオ
- MATSUI FX
- SBI FXトレード
- LIGHT FX
- 外為どっとコム
これらの内容について知っておくことで、各社のスプレッドや特徴を踏まえた上で自分にあったFX会社を選定可能だ。
FX会社5選の詳細について、以下で順番に見ていこう。
GMOクリック証券 FXネオ
GMOクリック証券 FX ネオは、低コストで快適なトレードが可能なFX口座だ。
米ドル/円やポンド/円などの主要な通貨ペアについて、一定の時間帯はスプレッドを原則固定(例外あり)としている。
また、以下のように取引ツールが用意されているのがメリットだ。
| 取引ツールの種類 | 特徴 |
|---|---|
| プラチナチャート | ・PC向けの取引ツールとして提供 ・チャート表示や注文機能など、基本機能を搭載 |
| はっちゅう君FX+ | ・PC向けの取引ツールとして提供 ・注文機能やチャート機能などに対応 |
| スマホアプリ | ・スマホ向けアプリとして提供 ・外出先でもレート確認や注文が可能 |
スプレッドが狭い優良FX会社を探している場合、GMOクリック証券 FX ネオの利用を最優先で検討しよう。
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MATSUI FX
MATSUI FXは、取引手数料が無料で、通貨ペアや条件により縮小スプレッドが適用される場合があるFX口座だ。
例えば、米ドル/円は縮小スプレッドの例として0.1銭が示されている。
また、最小取引単位が1通貨のため少額から取引を始めることができ、「100円から自動売買」に対応しているのもメリットだ。
自動売買取引とは?
自動売買ツールを用いて、決められた取引ルールでトレードを行うFX手法をいう。
MATSUI FXの「100円から自動売買」は選択型の自動売買ツールで、簡単な条件を設定するだけで自動で売買を繰り返すことができる。
よって、FXに関する深い知識も不要のため、初心者でも効率的にトレードが可能だ。
スプレッドの条件や少額取引に魅力を感じる場合、MATSUI FXの利用を検討しよう。
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SBI FXトレード
SBI FXトレードは、スプレッドの基準値を公表しているFX口座だ。
米ドル/円やポンド/円といった主要な通貨ペアについて、注文数量に応じたスプレッドを提示している。
例えば、米ドル/円の基準値は0.18銭となっている。
また、通貨ペアの種類については、34種類を取り扱っている。
米ドル/円やポンド/円といった主要な通貨ペアをメインで取引したい場合、スプレッドを重視してSBI FXトレードの利用を検討しよう。
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LIGHT FX
LIGHT FXは、通常の通貨ペアに加えてLIGHTペアを用意しており、一定の時間帯はスプレッドを原則固定(例外あり)としているFX口座だ。
LIGHTペアでは、米ドル/円 LIGHTは0.18銭、ユーロ/円 LIGHTは0.38銭などが示されている。
また、LIGHTペアとして、以下のような通貨ペアも用意されている。
- NZドル/円 LIGHT
- メキシコペソ/円 LIGHT
- チェココルナ/円 LIGHT
LIGHT FXでは、キャンペーンを開催している場合もある。
スプレッドの狭さを活用したデイトレードなどを検討している場合、LIGHT FXの利用がおすすめだ。
外為どっとコム
外為どっとコムは、狭いスプレッドやFXの基礎から学べるコンテンツが用意されているFX口座だ。
2026年3月2日~2026年3月28日の期間限定で「業界最狭水準スプレッドキャンペーン」を行っているため、対象期間中はスプレッドを抑えて取引できる通貨ペアがある。
特に、キャンペーンの対象通貨ペアの範囲内では、トルコリラ/円と南アフリカランド/円などについてスプレッドが狭くなるのがメリットだ。
外為どっとコムは初心者から上級者まで幅広く利用できるFX口座のため、これらの特徴に魅力を感じる場合はぜひ口座開設してみよう。
スプレッドはFX取引の実質的な手数料に該当する!
本記事では、FXで発生する手数料やスプレッドが狭いおすすめFX会社について解説した。
FXでは取引手数料を無料としている会社も多く、為替レートの買値と売値との価格差であるスプレッドが実質的な取引コストとなる。
FX取引のコストを抑えるには、前提としてスプレッドが狭いFX会社を選び、各FX会社のスプレッドの決まり方や約定力を確認するのが有効だ。
スプレッドを重視する場合、主要通貨ペアで一定の時間帯はスプレッドを原則固定(例外あり)としているGMOクリック証券 FX ネオなどを検討しよう。
現在の国内FXはスプレッドが狭い会社が多く、キャッシュバックキャンペーンなどを開催している場合もあるため、ぜひ少額からFXのトレードでお得な体験をしてみよう。
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参考・出典
- GMOクリック証券『スプレッド・取引手数料(FXネオ)』(公表日/更新日:2026-02-16)
- GMO外貨(外貨ex)『スプレッド』(公表日/更新日:2026-02-14)
- DMM.com証券『スプレッド(DMM FX)』(公表日/更新日:日付不明)
- 松井証券『FX(MATSUI FX)なら100円から自動売買もOK』(公表日/更新日:2026-02-13)
- 松井証券『FX 取引ルール(スプレッド)』(公表日/更新日:2026-02-13)
- LINE証券『手数料・スプレッド(LINE FX)』(公表日/更新日:2026-02-27)
- SBI FXトレード『スプレッド』(公表日/更新日:日付不明)
- LIGHT FX『スプレッドについて』(公表日/更新日:2026-02-03)
- 外為どっとコム『スプレッドと取引手数料』(公表日/更新日:日付不明)
- インヴァスト証券『トライオートFX 取引概要(スプレッド・手数料)』(公表日/更新日:2026-01-05)
- トレイダーズ証券『約定率について(みんなのFX)』(公表日/更新日:日付不明)
